裁判傍聴をする方法
7月のはじめに裁判傍聴をしてきました。本当は裁判の内容を書きたかったのですが、書いていいものなのか判断できないし、何より分量が長くなって面倒くさくなりそうなので、今回は裁判を傍聴するまでの流れを紹介したいと思います。裁判を傍聴してみたいけど方法が分からない方は参考にしてみてください。
先に言っておきますが、裁判の傍聴にかかる費用は無料です。
①とりあえず裁判所まで行ってみる
裁判所は午前10時から始まりますので、そのくらいの時間になったらフラっと行ってみましょう。裁判はほぼ毎日何かしら開かれていますが、数が少ないと午前中で終わってしまう可能性があるので、なるべく早い時間に行くことをオススメします。
服装はよほど目立つものでなければ自由です。同じ傍聴席にいる方々もほとんど私服ですので、わざわざスーツなど着ずに、堂々と私服で入れます。
持ち物には少し注意が必要です。裁判所に入る前に持ち物検査があり、ここで凶器など危険な物を所持していると、法廷に入れません。凶器と疑われるようなものは持って行かないようにしましょう。
また、法廷では飲食禁止ですので、ペットボトルなどを持っている際には開廷前に飲み切って捨ててしまうか、カバンやリュックの中にしまってください。
裁判所に着いたら、そのまま裁判所内に入っちゃいます。おそらく入口に警備員がいますが、気にせず入ってください。その後、持ち物検査を受けてください。
②その日に開かれる裁判を確認する
裁判所内に入れたら、その日に開かれる裁判を確認します。僕が行った裁判所では、ロビーにファイルが設置されていて、その中にその日に行われる裁判とその開廷時刻が書かれてありました。これは裁判所によって違うと思われるので、わからない場合は近くにいる職員の方に聞いてみてください。
➂傍聴する裁判を決め、傍聴席に着く
開かれる裁判を確認し、自分が傍聴したい裁判が決まったら、その裁判が行われる法廷の前まで行って開廷まで待ちます。開廷10分前くらいになると傍聴席に座れるようになりますから、なるべく早く座ってください。注目が集まる裁判だと、他の方に席を取られてしまいます。
※また、現在はコロナウイルスの影響で、傍聴席を制限している裁判所がほとんどだと思われます。
裁判は長時間になることもあるので、先にトイレを済ませておいた方が良いでしょう。
④開始
それからしばらくして、裁判が始まります。開廷時に起立礼をしますので、忘れないようにしてください。また、トイレに行きたくなった時や体調が悪くなった時は法廷から出ることもできるので、安心して傍聴を楽しんでください。
いかがだったでしょうか。裁判は結構簡単に傍聴することができます。しかも無料ですので、暇な休日などに行ってみるのはいかがでしょうか。