ヘタまで食う

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異世界に行ったことがある僕が異世界アニメを斬ってみた。

 どーもこんにちは。実は僕、異世界に行きそこで数日間生活をした事があります。そこで今回は、いろいろと話題になった異世界アニメをいくつか取り上げ、実際に僕が行った異世界と比較していきたいと思います。作家さんの参考になれば幸いです。

 

1.『ソードアートオンライン

 これは異世界アニメと呼ぶにはちょっと微妙なのですが、ジャンル分けするとしたら異世界アニメに入ると思うので、取り上げました。

 この作品には多くの必殺技が登場しますね。代表的なのはキリトくんの二刀流になるやつとかユウキの十何連続で斬るやつとかでしょうか(名前は忘れました)。質の良い作画でカッコよく描かれていますが、実際の異世界にはあんな必殺技は存在しません。あったとしても使う機会がほとんどありません。異世界と言っても現実世界の動物に角一本増やしたみたいな奴ばかりなので、地元の猟銃クラブの方々が適切に退治してくれます。

 あと、自分のステータスを見れたりはしません。まあ、SAOはゲーム世界の話なので、ここはあんまりツッコミません。

 

2.『この素晴らしい世界に祝福を!

 なろう系アニメ化の走りとも言えるこの作品。個人的には異世界転移系の王道だと思っています。主人公は決して能力が高いわけではなありませんが、知恵と仲間(もちろん女の子)の力で困難を乗り越えていくという話です。

 まずこの話、主人公が女の子ととても仲良くなりだいぶイチャイチャしていますが、これは実際の異世界でも可能ですね。僕と同じ時期に異世界に行ったちょっとチャラい系の奴は、初週早々にกรุงเทพมหานคร(異世界にあった街。規模は札幌市ぐらい。決してタイではない。)の繁華街に出て、女の子2、3人ひっかけてました。彼曰く、異世界ではナンパの成功率が非常に高いみたいです。ちなみにそいつは現実に戻るか異世界に残るかの選択を迫られた時に異世界に残りました。

 また、『このすば』の世界にはギルドというものが存在していましたが、これは異世界にも存在しています。ですが、どこのギルドも僕と同じように現実から異世界に転移してきた人達が経営してました。やってることはかすかべ防衛隊レベルで、とてもダサいです。地方出身者しかいないインカレサークル見てるみたいでした。

 

4.「Re:ゼロから始める異世界生活

 2016年?に中ムーブメントを起こしたこのアニメ。生き返る要素や魔法の派手さを除けばこの作品が最も実際の異世界に近いのではないでしょうか。言い忘れていましたが実際の異世界には魔法が使える人が少数存在します。と言っても、ハリーポッターレベルですかね。あまり大規模なものはありませんし、修行して魔法を習得できる人はごくわずかです。私と同じ時期に異世界に来た人の中にも、魔法を習得できた人は1人もいませんでした。

 リゼロの世界では全体的になんとなく暗い雰囲気が漂っていますが、これは僕が行った異世界でもそうでした。気持ちの問題かもしれません。

 しかしひとつだけリゼロで納得できないところがあります。それは異世界に転移する方法です。リゼロの主人公はコンビニから帰宅する途中でフワっと異世界に転移しています。作品のためにそのような設定にしたのかもしれませんが、実際には異世界転移をする方法はちゃんと決まっています。具体的に言うと、左手で右耳を引っ張りながらある言葉を唱えます。僕はの行為を偶然してしまったがために異世界に飛ばされました。

 

 さて、今回は異世界アニメ3作品と実際の異世界の様子を比べてみました。読んでいただくと分かると思いますが、異世界は現実世界よりもちょっと不思議で暗いところです。超楽しいところではありません。あまり期待しないように。

 また、これから異世界に行くけど心配だよーと言う方。安心してください。親切な人が多いのでなんとか生きていく事ができるし、運が良ければ僕みたいに現実に帰って来ることもできます。

 ちょっと喋り過ぎましたね。色々な人に怒られそうなので今日はこの辺にしたいと思います。